映画の書籍(1)(KS001〜299)     (をクリックすると表紙がご覧になれます。

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No. 書          名 著者 出版社 発行年 形態 状態 売価
KS001 日本映画戦後黄金時代 (全30巻) 戦後日本映画研究会 日本ブックライブラリー 1978初 新書版 B 7,500
◎戦後日本映画各社の膨大なスチール写真を集めた全集で、データーベースとしても貴重です。(箱入り)
KS001-12
日本映画戦後黄金時代12日活の監督 戦後日本映画研究会 日本ブックライブラリー 1978 新書版 B 750
◎目次:1.日活を支えた4人の監督(井上梅次・中平康・今村昌平・斎藤武市) 2.初期の名匠たち(滝沢英輔・田坂具隆・久松静児・西川克巳) 3.日活アクションの作り手(野口博志・舛田利雄・古川卓巳・牛原陽一・松尾昭典 他) 4.鬼才・異才の監督たち(川島雄三・鈴木清順・蔵原惟膳) 5.新鋭監督群(浦山桐郎・西村昭五郎 他) 
KS001-15 日本映画戦後黄金時代15大映の主役 戦後日本映画研究会 日本ブックライブラリー 1978 新書版 B 750
◎目次:1.“御大”長谷川一夫 2.時代劇の二大スター 市川雷蔵・勝 新太郎 3.現代劇の二枚目スター 菅原謙二・根上 淳 他 4.時代劇・現代劇の若手男優スター 林 成年・梅若正二・田宮二郎・本郷功次郎・川口 浩川崎敬三・藤巻 潤 他 5.絢爛たる三大スター 京 マチ子・山本富士子・若尾文子 6.若手女優スター 野添ひとみ・叶 順子・中村玉緒・藤村志保 他) 
KS002 日本映画発達史 (全5巻) 田中純一郎 中央公論社 1980 46版・箱 B 4,500
◎邦画ファンが一度は目を通す日本映画発達史の名著です。T活動写真時代、U無声からトーキーへ、V戦後映画の解放、W史上最高の映画時代、X映像時代の到来。
KS002-2
日本映画発達史 文庫版 (全5巻) 田中純一郎 中央公論社 1975〜76 文庫・箱 2,000
◎同上の文庫版
KS004 私の昭和映画史 廣澤栄 岩波書店 1989初 新書版 B 500
◎「七人の侍」「雪国」の助監督また、「サンダカン八番娼館・望郷」等の名シナリオライターとしての著者の軌跡。
KS010 日本映画黄金伝説 白井佳夫 時事通信社 1993 46版 B 700
◎元「キネマ旬報」編集長の著者が語る日本映画黄金期の秘密。「黒沢明の光と影」「川島雄三 観察ノート」他
KS011 日本映画の若き日々 稲垣浩 毎日新聞社 1978 46版 C 1,000
◎名匠稲垣博監督が日本映画の若かりし頃を回想する。「京都映画散歩」「わが交遊録」嵐寛寿郎 等々。
KS011-2
品切れ
日本映画の若き日々 稲垣浩 中央公論社 1983 文庫版 B 400
◎同上の文庫版。
KS012
品切れ
日本映画のほんとうの面白さをご存知ですか? 白井佳夫 講談社 1981 46版 B 800
◎「日本映画の本当の面白さに早く目覚め、あなたもそろそろ外国映画の面白さを卒業しては」と熱っぽく語る。
KS012-2
本映画のほんとうの面白さをご存知ですか? 白井佳夫 講談社 1985 文庫 C 300
◎同上の改訂文庫本版
KS013 映画が幸福だった頃   田中徳三 JDC 1994初 46版 B 1,700
◎黒澤、溝口等々巨匠の助監督を経て、大映で「悪名」「眠狂四郎」等のヒット作を生んだ“田中の徳三映画術”
KS018 風雲映画城(上・下巻揃い) 松島利行 講談社 1992 46版 B 1,500
◎“物語・戦後映画史” 「嵐を呼ぶ日活」「松竹の新しい波」「勢ぞろい東映番外地」「東宝モダニズムの光と影」

KS019

伝・日本映画の黄金時代 児井英生 文芸春秋 1989 46版 B 900
◎名作「西鶴一代女」から裕次郎、小林旭の作品まで“当たる映画を”作りつづけた名プロデューサーの自伝。
KS020 巨匠のメチエ・黒沢明とスタッフたち 西村雄一郎 フィルムアート社 1990 B6版 700
◎黒沢映画の秘密を解き明かすスタッフへのインタビュー集。出井雅人、森谷司郎、宮口清二、木村与四郎 他
KS021 夢のぬかるみ 山崎巖 新潮社 1993初 46版 B 900
◎「赤いハンカチ」や、「渡り鳥」シリーズのシナリオを書いた著者が日活黄金時代を背景に描く自伝的長編小説。
KS023 映画の玉手箱・私的戦後映画史 進藤七生 朝日ソノラマ 1995 46版 B 500
◎NHKのディレクターとして黒沢明や山田洋次の映画関連の番組を制作してきた著者の私的戦後映画史。
KS024 渡哲也 俺 柏木純一 毎日新聞社 1997初 46版 B 700
◎癌を克服した俳優渡哲也が自らの半生を赤裸々に語る。「至上の人・石原裕次郎」「闘病の軌跡・がんを撃つ」
KS031 ちりめん三尺ぱらりと散って 生江有二 文芸春秋 1987 46版 900
◎ヤクザ映画ファンを唸らせた「竜二」の脚本、主演、製作をした“俳優金子正次33歳の光芒”。サブタイトルより
KS043 戦争映画名作選第二次大戦映画ガイド 柳沢一博(監修) 集英社 1995 文庫 B 300
◎映画史上に残る戦争映画144本を「戦線別」「テーマ別」に分類したまさに“映画で見る第2次世界大戦史”。
KS051 不良少年の映画史 (全) 筒井康隆 文芸春秋 1992 文庫 B 400
◎筒井少年を有頂天にさせたエノケン、ロッパ、ロイド等あらゆる映画を製作された年代順に物語る異色映画史。
KS053 異説・黒沢明 文芸春秋 編 文芸春秋 1994 文庫 B 400
◎三船との別れ、白黒からカラーへ、幻の黒澤版「東京オリンピック」そして…・巨匠の語られざる部分に迫る!
KS055 黒沢明解題 佐藤忠男 岩波書店 1990 新書版 B 500
◎日本映画研究の第一人者が巨匠のシナリオを含めた全作品を読み解き“驚異の想像力の秘密”に迫る。
KS056 巨人と少年 黒沢明の女性たち 尾形敏朗 文芸春秋 1992 46版 A 700
◎黒沢作品に現れた女性像を手がかりに日本映画最大の巨人と格闘した「謎解き黒沢明」キネ旬読者賞受賞!
KS060 映画渡世(天の巻・地の巻 二冊揃い) マキノ雅広 平凡社 1977初 A5版 B 2,200
◎まさに映画の申し子とでも言えるマキノ雅弘の自叙伝“生きている日本映画史”。とにかく型破りの面白さ!
KS061
品切れ
映画のこころ 惹句術 山根貞男 他 ワイズ出版 1995 A5版 B 1,100
◎“これは活字の映画館だ”心を惹く名文句=惹句(じゃっく)。惹句(映画の応援歌)によるもう一つの映画史。
KS062 プロデューサー人生 尾崎秀樹 編 東宝 1981 A5版 B 3,000
◎「藤本真澄映画に賭ける」: 東宝の名プロデューサーの“映画人生”を交友のあった人々の回想と自伝で綴る。〈詳しくはこちらから〉
KS072 俳優探検 渡辺保・大倉舜二 他 駸々堂出版 1991初 46版 B 900
◎映画、舞台、テレビ、あらゆるジャンルで活躍する84人の演技の深奥を写真と文章で探検する。
KS076
品切れ
高倉健 望郷の詩 責任編集:植草信和 芳賀書店 1982 A5版 B 2,500
◎芳賀書店シネマアルバムH高倉健の巻。誕生・青春・円熟・飛翔の各章からなる健さんファン必携の写真集。
KS078
品切れ
日活アクションの華麗な世界(上・中・下揃い) 渡辺武信 未来社 1982 A5版 B 3,000
◎日活アクション映画を徹底的に分析した名著。裕次郎、旭、赤木 等の作品(1954〜1971年)から藤田敏八まで。
KS079 加藤泰の映画世界  加藤泰 他 北冬書房 1986 A5版 C 2,200
◎目次:「遊侠一匹」「三代目襲名」等名場面集、人と作品(鈴木清順、佐藤忠男、林静一他)、インタビュー他
KS080 ちゃんばらグラフィティー マキノ雅裕 監修 講談社 1981 A5版 B 2,000
◎千恵蔵、右太衛門、錦之介、橋蔵 等々東映時代劇黄金時代の七大スター主演作品とその解説 他。
KS083 若大将グラフィティ (帯なし) 若大将サポーターズクラブ 角川書店 1995 A5版 6,500
◎空前絶後の若大将研究本ついに完成!「若大将生誕35周年記念出版」総写真点数なんと1,000点余。
KS085
映画宝庫「日本映画が好き!!!」 双葉十三郎 他 芳賀書店 1979 A5版雑誌 B 1,300
◎目次:表紙でたどる日本映画黄金期の花々、鈴木清順ポスター集、石上映画館、付録「蜘蛛巣城」プログラム
KS091 映画 (人生読本) 淀川長治 他 河出書房新社 1980 A5版雑誌 B 700
◎目次:「ジェームス・ディーン現象」三島由紀夫、「ギャング映画の美学」丸山健二、「第三の男」植草甚一 他
KS092
マキノ雅裕 女優志 “情” マキノ雅裕 草風社 1979初 A5版 B 1,500
◎女優作りの大巨匠が語る45人の名女優談。原節子、森光子、越路吹雪、岸恵子、山本富士子、北原三枝他。
KS093 雷蔵、雷蔵を語る 市川雷蔵 飛鳥新社 1995初 A5版 B 1,700
◎37歳の短い生涯を駆け抜けた雷蔵が映画人として、一人の人間としてその思いを真摯に綴った自筆エッセイ集
KS094
品切れ
スター誕生 ひばり・錦之介・裕次郎 吉田司 講談社 1999 46版 B 1,100
敗戦・復興=ひばり高度成長=裕次郎、そして今=宇多田ヒカルへ。スターが体現したこの国の深層心理をズバリ解剖!
KS095
黒沢明 集成 キネマ旬報特別編集 キネマ旬報社 1989初 A5版 900
◎キネ旬「黒沢明集成」シリーズ第一弾。インタビュー:藤田進、三船敏郎、京マチ子、宮口清二、ワダミエ 他
KS095-2
黒沢明 集成2 キネマ旬報特別編集 キネマ旬報社 1991 A5版 900
◎キネ旬「黒沢明集成」シリーズ第二弾。 シナリオライターと製作者(菊島隆三他)、黒澤明の肉声、技術スタッフの証言他
KS096
品切れ
黒沢明 (文藝別冊) ビートたけし×黒澤明 河出書房新社 1998 A5版 900
◎目次:脚本「喋る」小説姿三四郎、対談集× (ビートたけし、萩原健一、武満徹、F・コッポラ、侯孝賢 ほか)他
KS102 日活五十年史 (非売品) 日活 日活株式会社 1962 B12版、箱 4,000
◎1962年(S37年)日活黄金時代の真っ只中に作られた社史。 ピッカピカ日活撮影所と裕次郎や旭がここにいる。日活ファン垂涎の本。
KS103
萬屋錦之介 (芸能生活40周年記念版) 中村プロ 監修 勁文社 1978初 B5版、箱 4,500
◎錦之介映画全作品、舞台全作品、テレビ全作品スチールと錦之介交遊録、出演作品年譜付。紋付布張り表紙。
KS104 東映映画三十年(限定版) 東映 企画・編集 東映 1981 A4版 9,000
◎目次:ポスター・ギャラリー、代表作品集、東映映画全作品スチール写真集、作品リスト、A全版ポスター付き。
◎日本映画の父と言われた牧野省三の伝記を息子であり、大衆娯楽映画の名匠でもあるマキノ雅弘が綴った名著。    〈詳しくはこちらから〉
KS109 邦画傑作劇場 石沢英太郎 廣済堂出版 1988初 B6版 B 1,000
◎名作・名優・名場面が今、甦る!共感を呼ぶ懐かしの日本映画百選。(昭和6年「マダムと女房」〜50年「金環蝕」まで)
KS110 チャンバラ映画史尾上松之助から座頭市まで 佐藤忠男・吉田智恵男 芳賀書店 1972 A5版 箱 B 1,800
◎時代劇70年の流れを「目玉の松ちゃん」から「座頭市」まで豊富な場面写真と解説ででたどる。
KS111 加藤泰映画華(かとうたい えいがばな) 加藤泰 ワイズ出版 1995初 A5版 A 1,200
◎情念の映画監督加藤泰の映像世界を、単行本未収録シナリオ・エッセイ・対談・関係者の証言によるフィルモグラフィにて構成!
KS112 困った奴ちゃ 東映ヤクザ監督の波乱万丈 小沢茂弘・高橋聰 ワイズ出版 1996初 A5版 A 1,200
◎日本映画の黄金期に活躍し、130本の娯楽活劇映画を撮った職人監督の意地と誇り。“仁侠映画最後の輝き”
KS113
品切れ
赤木圭一郎「光と影 21歳のフィナーレ 野沢一馬 成星出版 1997初 46版 A 800
◎裕次郎、旭と共に日活アクション映画の全盛期を築いた和製ジェームズ・ディーンの素顔を日活時代の盟友が語る。
KS117 ひげとちょんまげ 生きている映画史
              (カバー傷み有り)
稲垣 浩 毎日新聞社 1966初 46版 C 1,000
◎著者が述べている通り、映画界の古いおはなし 撮影所のこぼればなし等々を集めた「生きている映画史」。 “阪妻の親友ぎらい”他
KS119 わが本籍は映画館 木村威夫 春秋社 1986初 46版 B 1,200
◎映画美術監督から見た製作現場。 登場人物 監督:田坂具隆、鈴木清順他 俳優:石原裕次郎、小林旭他 作品:「けんかえれじい」他
KS121 大映京都撮影所 カツドウヤ繁昌記 星川清司 日本経済新聞社 1997初 A5版 B 1,500
◎数々の映画の裏側で展開された人間達のドラマを、元シナリオライターの直木賞作家が闊達な筆で描ききる。(帯より〉 “雷蔵の双面”他
KS124 シシド 小説・日活撮影所 宍戸 錠 新潮社 2001初 46版 B 700
◎石原裕次郎の登場で日活が太陽の季節を迎えたとき、ニューフェース一期生のシシドはまだ陽の目を見ない役者だった。 顔にメスを入れても、つかみたいナニカがあった。シシドを創った映画と手術、黄金時代を綴る小説。
KS125
この一番    大川 博 東京書房社 1959 46版 箱 C 1,200
◎赤字だらけの東横映画をその経営手段で“東映”として見事に甦らせた大川 博自身による東映再建奮戦記。  
KS126 映画道まっしぐら  永田雅一 駿河台書房 1953初 46版 1,500
◎「永田ラッパ」異名を取る大映の社長永田雅一の自伝的随筆集。                          
KS127 日本映画傳 映画製作者の記録 城戸四郎 文藝春秋新社 1956初 46版 1,200
◎松竹の経営者でありプロデューサーとして独自の理論により松竹カラー“大船調”を創り上げてきた城戸の自伝的映画論。 
KS128 300/40その画・音・人 佐藤 勝 キネマ旬報社 1994初 A5版 C 1,200
◎世界に誇る日本映画音楽界の巨匠画語る素晴らしき日本映画、音楽、そして人間たち!〈帯より〉黒澤明、岡本喜八、山本薩夫他
KS129 時代劇博物館 島野功緒 毎日新聞社 1988初 46版 B 900
◎時代劇をより一層楽しむための面白知識満載。江戸時代の風俗、習慣、物価等について現代と照らし合わせて解きほぐす。
KS136 市川雷蔵  朗雷会〔市川雷蔵を偲ぶ会〕 芳賀書店 1983初 A5版 C 4,900
◎芳賀書店シネアルバム103 市川雷蔵の巻。“銀幕の貴公子よ永遠に” ポスター集、絵になる写真展、笑顔の人・スナップショット 他
KS139 「津川雅彦物語」カツドウ屋血族 安達英一 報知新聞社 1997 46版 B 900
◎第二章「マキノ家と両親」より 祖父・マキノ省三、父・沢村国太郎 第四章「日活・松竹時代」より“狂った果実” 他
KS143 映画監督 山中貞雄 加藤 泰 キネマ旬報社 1985 46版 2,400
◎現存する作品が僅か3本 “幻の映画監督 山中貞雄” の栄光と死を実の甥である加藤泰が綴る初の伝記。
KS144 マキノ光雄 北川鉄夫 京都 汐文社 1958初 B6版 C 2,000
◎映画の父、マキノ省三の次男の光雄は映画プロデューサーとして昭和30年代の東映創世期に中村錦之助、東千代ノ介、大川橋蔵等の若いスターたちを次々と育てた。
KS146 B級巨匠論 中川信夫研究 川部修詩 静雅堂 1983初 46版 B 2,200
◎1934年のデビュー作以降「東海道四谷怪談」をはじめ約100本の映画を創ってきた老練な映画作家“中川信夫監督”の全貌に迫る。
KS148 渡 哲也 さすらいの詩 責任編集:植草信和 芳賀書店 1980 46版 C 1,200
◎芳賀書店シネマアルバム の渡 哲也の巻。日活作品他松竹、東宝、東映及びTV作品まで網羅。 
  文:渡辺武信、鈴木清順、深作欣二他
KS152 小津安二郎を読む ふるきものの美しき復権 ブック・シネマテーク フィルムアート社 1982初 A5版 B 1,000
◎目次:小津安二郎全映画、小津映画の再現(代表シーンのコンテ)、小津映画に関わった人々、小津辞典、小津関係文献 他
KS153 日本の美 女優 (現代日本写真全集6) 撮影:篠山紀信 集英社 1979初 4B版、箱 B 2,400
◎迫力の大写真で日本の代表的女優が迫る。岸恵子、岩下志麻、嵯峨三智子、山本富士子、鰐淵晴子、寺島純子、真野響子、山口百恵  他
KS154 写真集 日本の男優 監修:田中純一郎 ノーベル書房 1983初 変4B版、箱 B 4,900
◎アクション・シーン名場面集、懐かしき活動代写真、いま甦る黄金時代 他 (阪妻、嵐寛、大河内から三船、錦之介、雷蔵、勝新、裕次郎 等々)
KS155 写真集 日本の女優 監修:五所平之助、田中純一郎 ノーベル書房 1981 変4B版、箱 B 4,200
◎女優誕生 川田芳子・栗島すみ子・岡田嘉子他、絢爛競うスター 原節子・高杉早苗他、花開く黄金時代 京マチ子・山本富士子・有馬稲子・吉永小百合 他。
KS171 日本のアクション映画裕次郎から雷蔵まで」 西脇英夫 社会思想社 1996 文庫 B 400
◎目次:日活アクション映画論、東映東宝アクション映画論、大映時代劇映画論、深作欣二・焼跡からの凝視他。
KS172
日活ポスター集「ポスターでつづる日活映画史」 日活ポスター製作委員会編 日活ポスター製作委員会編 1984初 A5版 B 2,900
◎石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎、渡哲也、宍戸錠、吉永小百合、芦川いづみetc. 豪華絢爛!最も信頼できる最高の日活ポスター集。
KS179 日本の芸談6 映画 問:宇野信夫
監修:尾崎秀樹 他
九藝出版 1979初 46版、箱入 B 1,000
◎もくじ:尾上松之助自伝、喜劇映画秘話・斎藤寅二郎、映画監督五十年・内田吐夢、映画女優の半生・浦辺粂子 他

KS180
みんな日活アクションが好きだった 木下英治 廣済堂出版 1999初 46版 B 1,200
◎日活の救世主・石原裕次郎の銀幕デビュー、小林旭「渡り鳥シリーズ」誕生そしてトニー&エースのジョーからニューアクションのスターまで日活アクション映画の秘話満載。
KS181
品切れ
東映ポスター集「ポスターでつづる東映映画史」 東映ポスター集製作委員会編 青心社 1980初 A5版 B 4,900
◎錦之助、千恵蔵、右太衛門の時代劇から鶴田、健さんの任侠路線そして文太、安藤昇の実録ヤクザ路線まで。邦画ファン必携ですぞ。東映ポスター集の決定版!
KS185 聞書アラカン一代鞍馬天狗のおじさんは 嵐寛寿郎+竹中労 白川書院 1976 A5版 C 1,700
◎「これは世界一面白い本や」とマキノ雅弘に言わしめたアラカン本の決定版。まあとにかく凄い本です。めちゃくちゃ面白いのです。
KS191 用心棒スチール写真全348 監修:黒澤プロダクション 小学館 1999初 文庫 B 1,000
◎黒澤明監督作品「用心棒」を映画フィルムでなく、5000枚以上のスチール写真の中から厳選してストーリーを紹介する写真版「用心棒」。これまで紹介されていないリハーサル風景や撮影の舞台裏を、関係者の様々なエピソードを加えて構成した「もう一つの用心棒」伝説である。
KS193 さすらい 小林旭 新潮社 2001 46版 A 600
◎最後の巨人マイトガイ小林旭がはじめてその半生を語る。裕次郎、赤木とダイヤモンド・ラインそして美空ひばりとの結婚・離婚 etc.
KS194 黒澤明の世界 (文庫版) 佐藤忠男 朝日新聞社 1986初 文庫 B 500
◎黒沢明の作家論。監督昇進以前のシナリオ論からデビュー作「姿三四郎」そして「赤ひげ」まで。 三一書房版(’69)に「第13章 滅びることと生き残ること」を加えた増補改訂版。
KS195 蝦蟇の油 自伝のようなもの 黒澤明 岩波書店 1984 46版、箱 B 800
◎自分について書くと云う事は、四方を鏡で囲まれた、その真中に立って、四方を眺めるようなものだ。 〈作者のことばより〉
KS198 悪魔のように細心に!天子のように大胆に!  黒澤明 東宝 1975初 B5版 B 4,200
◎黒澤明が語る“映画づくり”の真髄を「姿三四郎」〜「デルス・ウザーラ」までの400余点のスチールを駆使して立体構成した貴重な一冊!
KS204 戦後日本映画小史 瓜生忠夫 法政大学出版局 1981初 46版 1,400
◎映画には、時代と社会が反映する。・・・そういう映画を主題別に系統化する事により、戦後日本の歴史的変遷の跡が映画の歴史にも的確に現れている事を確かめる。第V章 通俗娯楽映画の流れ「新諸国物語」「太陽族映画」「爆発的人気・石原裕次郎」「現代ヤクザ映画への急傾斜」「座籐市と眠狂四郎」他
KS209 芸道六十年回顧写真集 萬屋錦之介 萬屋錦之介 東京新聞出版局 1997初 変AB縦、箱 1,500
◎目次:第一章「歌舞伎時代の錦之介」 第二章「錦兄の青春!東映時代」 第三章「名門を背負う、心意気」 第四章「戦後第一の剣」 映画出演作品一覧、舞台出演作品一覧、テレビ出演作品一覧。
KS211 殺陣 [殺陣師系譜 付き] 永田哲朗 三一書房 1984初 46版 C 2,200
◎目次:序章「歌舞伎のタテ」、「剣劇の誕生・尾上松之助の殺陣」、「阪東妻三郎の殺陣」、「大河内伝次郎の殺陣」、「右太衛門・千恵蔵の殺陣」、「近衛十四郎の殺陣・・東映時代劇の終焉」、「三船敏郎と三十郎剣法」、「勝・座頭市の殺陣」、「仁侠映画の殺陣」 他
KS212 日本映画史の創出 時代を映す鏡 冨士田元彦 五柳書院 1983初 46版 1,200
◎目次:四人の作家/溝口健二・内田吐夢・伊丹万作・山中貞雄、時代劇の世界/東映時代劇の時代・戦前の時代劇・講談と時代映画・チャンバラから任侠へ、映画書を読む/「聞書 アラカン一代」、「映画渡世 天の巻・地の巻」、「君は時代劇映画を見たか」 他
KS212-2 日本映画史の創出 時代を映す鏡 (増補改訂版) 冨士田元彦 五柳書院 1990初 46版 1,200
◎目次:四人の作家/溝口健二・内田吐夢・伊丹万作・山中貞雄・稲垣浩・小津安二郎、時代劇の世界/東映時代劇の時代・戦前の時代劇・講談と時代映画・チャンバラから任侠へ、雑誌「映画創造」解説、映画書を読む/「聞書 アラカン一代」、「映画渡世 天の巻・地の巻」、「君は時代劇映画を見たか」 他
KS214 シネマの裏窓 ある活動屋の思い出ばなし 小川 正 恒文社 1986初 46版 700
◎戦後初の時代劇映画「国定忠治」や、東映隆盛のきっかけともなった「笛吹童子」等のシナリオライターとして大活躍した著者が、映画製作者の内側にスポットを当てて、軽妙洒脱な筆致で、とっておきのエピソードを紹介する!
KS218 市川雷蔵とその時代    勝新太郎、市川昆 他 徳間書店 1993初 A5版 2,700
◎雷蔵没後25年の雷蔵忌に出版されたもので、雷蔵と映画作りに関わってきた13人の方々へのインタビュー集である。勝新太郎、市川昆、田中徳三、池広一夫、西岡善信(美術)、星川清司(脚本)、森田富士郎(キャメラ) 他
KS219 君は時代劇映画を見たか 佐藤忠男 じゃこめてい出版 1977初 46版 1,800
◎目次:1.尾上松之助と旧劇 2.時代劇の確立「伊藤大輔と時代劇の革新」他 3.花ひらくスタアたち「阪妻、大河内、嵐寛、長谷川、千恵蔵、橋蔵、勝新他」、4.幕末維新もの「新撰組映画の系譜」他、5.剣は何を斬ったか「大菩薩峠」他 6.意地のドラマ「宮本武蔵」他。
KS220 完本 チャンバラ時代劇講座 橋本 治 徳間書店 1986 A5版 2,200
◎帯より:娯楽の王座にあったチャンバラ時代劇にみる近代日本の「通俗」の論理を斬る。書下ろし千四百枚 渾身の大著! “優等生なんて嫌いだね。チャンバラごっこの必要性を身にしみて分かってない男と女が、絶対この日本をダメにしたと思う・・・” あとがきより
KS223 品切れ 野良犬の怨念 菅原文太 責任編集:田山力哉 芳賀書店 不詳 46版 B 4,200
◎富山治夫の撮影による「野良犬の怨念」モノクロ写真の迫力。「仁義亡き戦い」シリーズ、「現代やくざ・人斬り与太」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、緋牡丹博徒・お竜参上、木枯し紋次郎、「トラック野郎」シリーズ他。 フィルモグラフィ 昭和33年9月「白線秘密地帯」〜昭和49年10月「実録・飛車角 狼どもの仁義」。
KS224  三隅研次の妖艶なる映像美 野沢一馬 四谷ラウンド 1998 46版 1,900
◎帯より:大映京都撮影所で市川雷蔵や勝新太郎をスターに育て上げた監督三隅研次の妖艶なる美を求めて、自らの映画づくりに賭けた真実を綴る。雷蔵、勝新をはじめ中村錦之助、若山富三郎、高橋英樹、若尾文子、中村玉緒、藤村志保 等々のエピソードを満載!
KS229
品切れ
写真で見る大衆文学事典 興津 要 桜楓社 1978 46版 2,400
◎写真で見ると言うより「映画で見る大衆文学」と言った方がびったりの本。 丹下左膳といえば大河内伝次郎、旗本退屈男といえば市川右太衛門、眠狂四郎といえば市川雷蔵などのイメージがパッとうかんでくる。つまり大衆文学の場合、どうしても、そういう舞台や映画のイメージときりはなしては考えられない傾向にあるようだ。本書では原作のイメージと劇化、映画化されたもののイメージを二重写しにしながら大衆文学をたのしくみていこう。(まえがきより
KS229-2 大衆文学の映像
 
  なつかしいあのページあのシーン
興津 要 桜楓社 1967初 46版 1,400
◎KS-229オリジナル版
KS230 東宝/映画ポスターギャラリー 東宝 東宝 1995初 A4版 箱 4,500
◎名作、傑作の枠を打ち破り、今ここに甦る東宝映画60余年の集大成!!和製ミュージカルへの挑戦に始まり、チャンバラ、ギャング、メロドラマ、怪獣、GS、アイドル、喜劇にハードボイルド、スペクタクル・・・多彩というにはあまりにも多種多様なプログラム・ピクチャーの大群は、まぎれもなく映画の黄金時代を支えたものだった。タテカンに貼られたポスターが誘う、映画館の暗闇の向こうにあったまばゆい夢。記憶の彼方に忘れ去られたその夢のすべてがここにある!(帯より)
KS231 時代劇映画の詩と真実 伊藤大輔/編・加藤泰 キネマ旬報社 1976 A5版 3,400
◎時代劇映画の真髄ここにあり!!大河内伝次郎とコンビの「忠次旅日記」「大岡政談」「丹下左膳」をもって日本じゅうを沸かせた監督・伊藤大輔が映画生活半世紀を通して初めて発表する時代劇映画の歴史とその裏舞台。(帯より)
KS232 森一生 映画旅 森一生 山田宏一・山根貞男 草志社 1989初 A5版 1,700
◎“映画が映画であった時代”生まれながらのカツドウ屋・森一生が語りつくした“スター、撮影所、映画作法” 新興キネマから大映へ、時代劇からフィルム・ノワールへ長谷川一夫と14本、市川雷蔵と30本、勝新太郎と24本(帯より)。黒澤明より僅か1歳年下で1936年(昭和11年)〜1972年(昭和47年)に何と129本の映画を撮りまくった森一生の映画人生。
KS237 ちゃんばら芸術史 (初版本) 大井広介 実業之日本社 1959初 46版 1,700
◎目次:尾上松之助、沢田正二郎の登場、「大菩薩峠」介山先生大いに怒る、マキノ映画と呂九平・阪妻、大衆文芸、山上伊太郎、片岡千恵蔵・伊丹・稲垣・山中貞雄、長谷川伸の功罪、チャンバラ中間小説(先駆者は富田常雄ー五味康祐ー柴田錬三郎ー南条範夫ー中山義秀ー田宮寅彦ー井上靖ー海音寺潮五郎ー山本周五郎「楡の木は残った」)
KS238
実録テレビ時代劇史 能村庸市 東京新聞出版局 1999 A5版 1,400
◎草創期のテレビ時代劇から、かっての時代劇映画スターが続々と登場するテレビ時代劇の黄金時代そしてテレビ時代劇の曲がり角、試練の時をNHK・民放46年の歴史を「鬼平」プロデューサーが徹底取材でパースペクティブに書き下ろした画期的テレビ通史。テレビ時代劇放送記録付き。
KS243 ある映画監督  溝口健二と日本映画 新藤兼人 岩波書店 1976 新書版 500
◎日本映画の巨匠、溝口健二。底なしのスランプや次々と襲いかかる家庭の不幸に耐えて、生きた人間をフィルムにうつし撮ろうと、脚本家にシナリオをたたきつけ、俳優を叱咤し必死の努力を続ける。映画監督である著者(新藤兼人)が、かって師事した溝口健二の悲劇的生涯を通して迫る映画監督という仕事の栄光と悲惨。
KS245
日本映画の巨匠たち 佐藤忠男 学陽書房 1979初 A5版 1,700
◎この本は、かって日本映画が黄金時代と呼ばれた時期の巨匠たち、大家たちの仕事に捧げる私の讃歌であり、日本映画が築きあげた伝統のいくつかの重要な要素を語ろうと試みたものである。衣笠貞之助、島津保次郎、内田吐夢、溝口健二、稲垣 浩、成瀬巳喜男、豊田四郎、山中貞雄、黒澤 明、吉村公三郎、市川 昆、川島雄三 他。
KS248 時代映画と五十年  八尋不二 学芸書林 1974 A5版 箱 3,200
◎「百八人の侍 時代劇と45年」(KS233)の出版から10年目に八尋が再度筆をとった名著。 
「あとがき」より:この十年間に、映画界は大揺れに揺れた。だから改稿にあたっては、その後の十年間を新たに書き下したのは勿論だが、その前の四十年間の事も、随所に加筆し、或いは訂正した。

KS249
映画監督五十年 内田吐夢 三一書房 1968初 新書版 1,700
◎旅役者、俳優、監督そして奇妙な運命で十年間の抑留を満州で過ごし、帰国後も「血槍富士」「宮本武蔵」「飢餓海峡」はどの名作を発表した名匠内田吐夢が映画監督生活五十年を振り返る。
KS252 昭和が明るかった頃  関川夏央 文藝春秋 2002 46版 900
◎石原裕次郎がいて、吉永小百合がいた。そして日活という映画会社があった。戦後の「坂の上の雲」昭和三十年代の物語(帯より) 序章吉永小百合という「物語」 第一章「キューポラのある街」以前 第三章「日活的世界」の構造 第七章吉永小百合の「全盛期」 他
KS255 スクリーンの日本人 日本映画の社会学 木下昌明 影書房 1997初 46版 1,000
◎目次より 1.「名作」にみる光と影: 「七人の侍」論、家の狭さとしての「東京物語」、小津神話のアキレス腱 2.戦争と日本人像:黒澤明「八月の狂詩曲」、戦争映画の作劇術「二十四の瞳」、日本軍の加害者像について「戦場のメリークリスマス」 3.社会と映画の関係:ゴジラはどうして生まれ、どこへいくのか、「ミンボーの女」と伊丹十三 他 
KS257 活劇の行方 山根貞男 草思社 1984初 46版 1,200
◎日本の娯楽映画の分析を通して映画の活劇性の再生をはかる力作評論。 「薄桜記」の雷蔵が見せるニヒリズム、「不知火検校」で勝新が体現するピカレスクは、それまで白塗りの美男を演じつづけてきたスターが一転して、単純に美男である事からの脱却が行われたのであり、そのことを大映時代劇の流れの中で見るとき、長谷川一夫的なものの超克といった事態が浮かび上がってくる。本文より
KS266 彼女が演じた役 原節子の戦後主演作を見て考える 片岡義男 早川書房 1994初 46版 600
◎「はじめに」から:(原節子の)戦後の56本の出演作のなかから11本だけを検討した僕が、結論と言っていい感慨をひとつだけまず述べるなら、原節子のためには小津がいて本当によかった、小津の映画に主演することが出来て本当によかった、とはっきり言えることだ。
KS268-1 映画の昭和雑貨店 川本三郎 小学館 1996 A5版 700
◎映画の昭和雑貨店シリーズ第1弾!「青い山脈」の自転車。「裸の大将」のおむすび。「二十四の瞳」の弁当箱。等々日本映画の“名傍役”を演じた懐かしの小物や古き良き風俗から昭和を覗き見た川本三郎の映画観察ノート。
KS268-2 続・映画の昭和雑貨店 川本三郎 小学館 1996 A5版 700
◎映画の昭和雑貨店シリーズ第1弾!「青い山脈」の自転車。「裸の大将」のおむすび。「二十四の瞳」の弁当箱。等々日本映画の“名傍役”を演じた懐かしの小物や古き良き風俗から昭和を覗き見た川本三郎の映画観察ノート。
KS270 シネマ・ストリート (Part1&2  2冊揃) 安西水丸 キネマ旬報 1989&1993初 A5版 1,200
◎Part1は1987から3年間キネマ旬報に連載された。対談:安西水丸vs村上春樹。Part2は1991〜93年2月上旬号に掲載。P192〜203は書下ろし。対談:安西水丸vs百瀬博教・周防正行。
KS276 映画興行師 前田幸恒 徳間書店 1997初 46版 B 900
◎帯より:東宝の劇場に草鞋を脱いで40年。手がけた映画は3000本。異端の現役興行師が語る興行の内側。 目次より:「石原裕次郎」、「仁義なき戦い」の頃、抜群の成績だった「八甲田山」、「橋のない川」二十一ヶ所連続移動興行 他
KS279 シネマがやってきた! 日本映画事始め 都築政昭 小学館 1995初 46版 900
◎帯より:映画がまだ「活動写真」と呼ばれていたころ、スクリーン狭しと活躍する9人の開拓者がいた。日本映画はここに始まる! 映写機輸入第1号・稲畑勝太郎、映画興行師の雄・横田永之介、日本映画の父・マキノ省三、ギョロ目のスーパースター・尾上松之助他、天下無双の活動弁士・徳川夢声、ハリウッドから来たカメラマン・ヘンリー小谷 他
KS282 今村昌平の世界  佐藤忠男 学陽書房 1980初 A5版 B 1,000
◎目次より:デビューまでの今村昌平、「盗まれた欲情」のスタート、「にあんちゃん」朝鮮人の見方、「豚と軍艦」豚の生き方、「にっぽん昆虫記」日本原人を求めて、「赤い殺意」豚の勝利、「神々の深き欲望」と神話的な世界 他
KS287 日本映画史 (全4巻) 佐藤忠男 岩波書店 1995初 A5版 4,500
◎画期的な日本映画体系、執筆20年、決定版に本映画史。 目次:第1巻1896〜1940草創期/無声映画の成熟/トーキー初期他 第2巻1941〜1959戦争化の映画/占領下の映画/黄金時代の1950年代他 第3巻1960〜1995多様化の時代/撮影所時代の終わりと新たなる模索 第4巻ことなったしてんから、日本映画史年表、全巻索引。 
KS289 映画美術の情念    内藤 昭 
聞き手:東 陽一
リトル・モア 1992初 A5版 B 1,800
◎目次:大映京都撮影所の美術助手として「溝口組の仕事」、内藤昭の美術[時代劇] 「眠狂四郎」「大菩薩峠」「座頭市物語」他、大映時代の監督たち「三隅研次」「溝口健二」「田中徳三」「池広一夫」他、内藤昭の美術[現代劇] 「夜の河」「悪名」他
KS290 日本映画解体考 板坂 剛・戸井静史・山田栄三 共著 青林堂 1947初 46版 B 1,700
◎目次:PARTT「あさま山荘」以降 板坂 剛、「戦後日本映画の総括」戸井静史 PARTU書きおろしシナリオ「死刑台の薔薇」板坂 剛 PARTV「死刑台の薔薇」創作ノート 板坂 剛、「現代映画人気質」赤嶺天龍、衰退と孤立の中で 山田栄三。
KS291 お化け煙突の世界 映画監督五所平之助の人と仕事 佐藤忠男 編 ノーベル書房 1977初 A5版、箱 1,800
目次:五所平之助論/佐藤忠男、自作を語る/聞き手・白井佳夫、五所平之助という人/芥川也寸志・淡島千景・田中絹代・倍賞千恵子他、独立プロの変遷、シナリオ「煙突の見える場所」他
KS292 映画伝来 シネマトグラフと〈明治の日本) 吉田喜重・山口昌男・木下直之  岩波書店 1995初 A5版 900
◎明治30年、映画は驚きだった。目次:映画以前、T映画事始め 1.カメラが捉えた日本 2.ジレルとヴェール U世界のまなざし 1.シネマトグラフとは何だったのか 2.描かれた〈明治の日本〉 家族の食事、踊る人動く人、異文化を眺める目、 「映画伝来年表」他
KS293 仁義なき映画列伝 大高宏雄 鹿砦社 2002初 A5版 700
◎帯より:1960年代から70年代にかけて黄金期を迎えた東映任侠・ヤクザ映画初の全面的総括の試み!深作欣二監督インタビュー独占掲載! 
KS296  日仏交換映画祭記念 
日本映画の回顧上映
(1963年11月ー64年5月)
双葉十三郎・淀川長治 フィルム・ライブラリー助成協議会 1963初 B5版 1,800
◎目次: 監督評伝 衣笠貞之助(淀川長治)、溝口健二(岩崎 昶)、小津安二郎(津村秀夫)、成瀬巳喜男(大黒東洋士)、黒澤明(飯島 正)、木下恵介(登川直樹)ほか全40人の監督を網羅、その他田中純一郎・栗島すみ子・山田五十鈴・野田高梧・三船敏郎 他
KS297
品切れ
黒澤明の映画 ドナルド・リチィー キネマ旬報社 1979初 A5版 1,700
◎黒澤明監督の研究所の代表書とも言うべき名著である。 著者ドナルド・リィチーは1924年米国オハイオ州生まれで1940年から49年まで東京に住んで日本映画・演劇と文化一般の研究ならびに海外紹介に尽力している。別著に「小津安二郎の美学」等がある。
KS299 シナリオ傑作集 任侠男の映像 石井輝男・笠原和夫 他 朝日ソノラマ 1972 46版 2,700
◎東映仁侠映画の名作シナリオをスチール写真で綴る。 「網走番外地」「緋牡丹博徒」「博奕打ち・総長賭博」「昭和残侠伝・吼えろ唐獅子」の4編を収録。

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